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  • 療養通所介護(医療デイサービス)とは

療養通所介護(医療デイサービス)とは、難病や末期がん、進行した認知症、脳疾患の後遺症などで重度の介護を必要とする人など、常に看護師による観察が必要な方を対象にした通所介護サービスです。食事や入浴といった日常生活の支援から、体の機能向上のための訓練や口腔機能を向上させるサービス、レクリエーションなどを、医療スタッフのもとできちんと健康管理を行いながら、日帰りで提供します。家族にとっても、一定時間、介護から離れることができ、日ごろの介護負担を軽減することにも役立っています。

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  • 療養通所介護を利用するには

療養通所介護は、要介護1〜5の認定を受けた方で、難病、末期がんなど、常に看護師による観察が必要な方が対象となります。

例:

  • 認知症が進み、全身の筋肉や関節がこわばって動かなく(拘縮)なっている方
  • 気管切開をしている方
  • 脳血管疾患を患い、重度の後遺症がある方
  • 脊椎の損傷などにより、首から下がほぼ麻痺している方
  • 留置カテーテルをしている方
  • 末期がんで、いつ容態が急変するか分からない方   など
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  • 療養通所介護のメリット・デメリット
【療養通所介護のメリット】

◯利用定員が少ない
その施設を1日に利用できる人数を8名までと決められているので、心身共にゆったりと過ごすことができます。通常の通所介護や通所リハビリは集団で行われますが、療養通所介護の場合は、ほぼマンツーマンに近い形なので、個々のペースに合わせ、サービスを受けることができます。

◯手厚い介護・看護サービス
利用者1.5人に、介護・看護職員が1人以上が配置されることになっています。そのうちの一人は、常勤の看護師であることが定められています。医療の知識や技術をもったスタッフによる手厚いサービスが受けられます。今まで、医療ケアが必要だったために通所介護に通えなかった方たちも利用することができます。

◯社会参加ができる
難病を持っていたり、介護なしでは生活できないほど認知症が進んだり、さまざまな医療ケアの準備をしてからでないと外出できなかったりすると、どうしても外に出ること自体がおっくうになりがちです。しかし、療養通所介護サービスを利用すれば、家族以外の他人とコミュニケーションをとったり、外の空気から四季を感じ取ったりすることができます。また、家にいるだけではできない、社会との交流を持つことができます。個別の送迎サービスがあるので、介護度の重い人でも参加することができます。

◯きめ細かな看護が可能
普段、その人が利用している訪問看護の看護師が、療養通所介護の看護師としても活動していることが多く、利用者ご本人のことをよく知っている看護師にみてもらえるので安心です。

【療養通所介護のデメリット】

◯施設数が少ない
療養通所介護では、一日の利用人数が数名程度と限られてはいますが、その利用者一人ひとりに、ほぼマンツーマンに近い状態で対応できる人数のスタッフが必要です。そのため、全国的にも十分な数の施設がそろっていないのが現状です。対応してくれる施設が家から遠かったり、空きがなかったりすることもあります。

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  • 療養通所介護にかかる費用はどれくらい?
利用時間 料金
3?6時間 1,007円/日
6?8時間 1,511円/日

※参考:厚生労働省 療養通所介護 利用者の負担

地域で療養通所介護を提供してくれる施設はどこになるのか、どんなサービスが受けられるのかなど、分からないことや知りたいことは、ケアマネージャーや地域包括支援センターなどの専門家に尋ね、ぜひ積極的にサービスを利用してみましょう。

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  • 【まとめ】
  • 療養通所介護は、要介護1?5の認定を受けた方で、難病や末期がんなどで、常に看護師による観察が必要な方が対象となります。
  • マンツーマンに近い形なので、個々のペースに合わせ、サービスを受けることができます。
  • 医療の知識や技術をもったスタッフによる手厚いサービスが受けられます。
  • 家族以外の他人とコミュニケーションをとり、家にいるだけではできない、社会との交流を持つことができます。
  • 訪問看護の看護師が、療養通所介護の看護師を兼務していることが多く、きめ細かな看護・介護を受けることができます。