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  • 複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)とは

複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)とは、要介護度が高くなった方や医療的ケアが必要になった方でも、できるだけ自宅を中心として日常生活を送ることができるよう、支援するサービスです。自宅から施設に通う「デイサービス」を中心に、短期間の「宿泊サービス」、必要に応じてスタッフが自宅にうかがう「訪問介護サービス」が受けられる点は、「小規模多機能型居宅介護」と同じですが、複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)は、これらに「訪問看護サービス」が追加された形となります。小規模多機能型居宅介護サービスだけではケアしきれなかった、医療面でのサポートが必要な人の受け入れができるので、末期がんなどで終末期を迎えた方や、認知症の方などの利用も可能となっています。

ご利用者一人ひとりに、よりきめ細やかなサービスを提供するため、1事業所で登録できる利用人数は29名まで、一日に利用できる人数は通所サービスで18人、宿泊は9人と決められています。

各サービスは、次のようなニーズを持つ方が利用しています。これらのサービスを自由に組み合わせて利用できるのが、複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)の便利な点です。

【デイサービス】

  • 規則正しい生活リズムをつくりたい
  • 血圧や体温チェックなど、基礎的な健康管理をしたい
  • 自宅に閉じこもらないようにしたい
  • 仲間との交流を持ち、社会参加したい

【宿泊サービス】

  • 家族の介護負担を軽減したい
  • 家族が急に出かけなくてはならないときなどの緊急時の宿泊にも対応してもらいたい

【訪問介護サービス】

  • 必要に応じて、スタッフに自宅にきてもらって介護サービスを受けたい
  • 自宅での生活を観察してほしい(離れて暮らす独居の親など)

【訪問看護サービス】

  • 病院などから退院したばかりで、自宅生活のサポートが必要
  • 医療的なケアを伴う介護が必要だが、できるだけ自宅での生活をしたい
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  • 複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)を利用するには

複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)の利用対象は、以下のような方々です。

  • 要介護(1?5)の認定を受けた方
  • 末期がんなどで、終末期を迎えている方
  • 認知症の方

基本的にサービスを提供する施設と、同じ市町村に住んでいることが条件となります。
また、要支援の方は、対象外となりますのでサービスを受けることはできません。

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  • 複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)のメリット・デメリット
【複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)のメリット】
  • デイサービスや訪問介護などを、別々の事業所に依頼する必要がありません。
  • 通い、訪問、宿泊、看護のすべてを、同じ施設のスタッフが担当するので、人見知りの方や、初めての人と接するのが苦手な方も安心です。
  • スタッフが同じなので、薬の管理(追加や変更、飲み忘れの防止)などにまつわるトラブルが発生しにくくなります。
  • また、利用者の体調の変化にも気づきやすくなります。
  • 痰の吸引など、看護師による医療的なケアを自宅で受けることができます。
  • 自宅で最期を迎えたいという人にも細やかなサービスが提供できます。
【複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)のデメリット】
  • 一日に利用できる人数に制限があるので、希望するときに利用できない場合があります。
  • すべてのサービスを一つの事業所が提供するので、サービスごとに自由に施設を選ぶことができなくなります。
  • その施設に所属しているケアマネージャーが担当となるので、それまで親しんでいたケアマネージャーとのつながりがなくなります。
  • 少人数の決まったメンバーと過ごすことが多くなるので、人間関係がこじれたり、スタッフと相性が悪かったりすると、継続しての利用が難しくなることがあります。
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    • 複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)にかかる費用はどれくらい?
要介護1 12,341円/月
要介護2 17,268円/月
要介護3 24,274円/月
要介護4 27,531円/月
要介護5 31,141円/月

※自己負担が1割の場合です。一定以上の収入がある方は、2割負担となります。

※厚生労働省「介護報酬の算定構造」を参考としています。

実際にかかる金額は、市区町村や事業所によって異なります。

ただし、末期がんなどで医療保険の訪問看護が行われたり、医師の指示によって医療保険の訪問看護がひんぱんに行われたりする場合には、介護度に応じて減額されます。一方、認知症の方のご利用や、緊急の訪問看護などには、加算料金が発生します。

利用する際の料金体系、サービスの詳しい仕組みや利用方法については、ケアマネージャーやご利用者の住まいの地域の「地域包括支援センター」に相談してみましょう。

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  • 【まとめ】

・複合サービス(看護小規模多機能型居宅介護)とは、要介護度が高くなった方や医療的ケアが必要になった方でも、できるだけ自宅を中心として日常生活を送ることができるよう、支援するサービスです。

・1事業所で登録できる利用人数は29名まで。一日に利用できる人数は、通所サービスで18人、宿泊は9人と決められています。

・要介護(1?5)の認定を受けた方、末期がんなどで、終末期を迎えている方、認知症の方などが対象となります。

・料金は、月ごとの定額制ですが、ご利用者の状況に応じて加算や減額の措置がとられることがあります。