有料老人ホームとは、入居者に、食事の提供、入浴・排せつもしくは食事の介護ほか、日常生活の介護支援を行う施設です。
有料老人ホームには、介護や食事等のサービスが付いた「介護付」、食事や生活支援等のサービスを受けることができる「住宅型」、家事手伝いのサポートを受けられる「健康型」の3種類があります。

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  • 有料老人ホームの定義

「有料老人ホーム」は、主に民間事業者が運営する高齢者が対象の老人ホームです。厚生労働省によれば、平成26年(2014)10月1日時点で9,632施設あります。

施設により違いますが、一般的には60歳以上もしくは65歳以上という年齢条件を設けています。ただし、40歳以上65歳未満の第2号被保険者で、特定疾病(がん末期・関節リウマチ・筋萎縮性側索硬化症など16種類)に該当する方は入居できる場合があります。

有料老人ホームは公的な施設ではありませんが、老人福祉法第29条第1項の規定に基づいており、設置に際して都道府県知事への届け出が必要です。また、高齢者がより安心して利用できるよう老人福祉法の改定が行われ、平成18年4月から施行されています。

それにより、有料老人ホームは、老人福祉法において「食事の提供、入浴・排せつもしくは食事の介護、洗濯・掃除等の家事、健康管理など」日常生活上必要な支援や、厚生労働省令で定める介護を提供する事業を行う施設と定義づけられています。なお、これらは、委託で行う場合や、将来においてサービスを提供する場合も含まれます。そのほか、情報開示や、入居一時金保全措置(平成18年4月1日以降に届出した施設のみ適用)が、義務づけられるようになりました。立入調査を行うことも明文化されています。

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  • 有料老人ホームのメリット・デメリット

上の比較表でもわかるように、施設により異なりますが「有料老人ホーム」は「特別養護老人ホーム」に比べて医療設備や介護・看護体制が充実している場合があります。また、比較的新しく綺麗な建物の個室に安心して入居できることや、レクリエーションやイベント、カラオケなど娯楽が充実している施設もあるので、自分に合ったサービスや要望を選びやすいことがメリットです。そして、なによりも、公的な施設に比べて施設数が多いので、入居待ちをする必要がほとんどないことが最大のメリットです。

ただ、そのぶん公的な施設に比べて費用が高くなります。また、サービスが多様化したさまざまな施設が存在するため、選択肢が広すぎて選ぶことが大変です。

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  • おしまいに

先述した通り、有料老人ホームは民間の施設なので、あらゆるサービスが施設によって大きく異なります。ただでさえ数多くの施設から選ばなければならないのに、それに費用面を組み合わせていくと「費用は合うけどサービスがいまひとつ…」「サービスは良いけど費用が…」と、ますます選択が困難になることも。

だからこそ、数多くある有料老人ホームをある程度選別したうえで、個々の正確な情報を得ることが必要不可欠です。しかし、選別したり情報収集するには、時間も労力も、コツも必要です。なおさら、その情報を精査し、的確な判断をしなければなりません。

そんな時は、信頼できる専門家に相談することが大切です。「この選択が正しいのかわからない」「どこからどう選べばいいのかわからない」「もっといい施設を探したい」など、どんな状況でも、中立的な立場の専門家から提供される情報やアドバイスによって意外な発見をしたり、最適な近道を見つけやすくなるはずです。

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  • おさらい

有料老人ホームは、食事の提供、入浴・排せつもしくは食事の介護ほか、日常生活の介護支援を行う民間の施設です。設置に際しては都道府県知事への届け出が必要です。

サービスが多様化しており、24時間の看護体制やクリニックの併設、また、娯楽設備などが充実した施設もあります。

■特徴:高齢者のための介護施設。

■対象者:概ね60から65歳以上

■要介護(要支援)認定がなくても入居できる「混合型」施設がある。

■利用できる期間:長期間

■問い合わせ窓口:各施設、老人ホーム紹介事業者